外資系金融リーマン(企画部所属)が企画するFire道~準備期間編~

このブログは外資系金融機関で働くサラリーマンが自身のFireへの道のりを企画する日々を記す日記です。42歳でのFireを目指しています(現在33歳)

【失われた10年】小生の投資遍歴のご紹介

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 サラリーマンの皆様、日曜日をどうお過ごしでしょうか。

小生は、モーニングルーティーンとして取り組んでいる朝ラン10KMをこなし達成感の中で、高級デリバリーのサイトを閲覧しております。新型コロナウイルス感染症問題がなければ、すぐにGo to Healthといきたいところですが、二の足を踏んでしまいますね。彼女たちにも生活があるので、支えてあげたいのですが。

今回は、小生の投資遍歴(失われた10年?)について考察してみたいと考えております。

投資との出会い(22歳)

小生が投資と出会ったのは、新卒で現在の会社に入社した22歳の時です。

入社前には、今の会社に入れば30代で年収1000万円は固いから、あとはのんびり過ごせば良いかなあ、と考えておりました。

が、入社早々に違和感を抱きました。

 

  • こんな不毛&興味のないことに一生を捧げる人生で良いのだろうか?
  • この不毛地帯から抜け出すには何をすればいいのだろうか?
  • 独立?起業?・・・そんな勇気はない。そうだ、投資だ!

 このような思考をたどり、ネットで調べ、SBI証券にたどり着き口座を開設いたしました。

当時、小生の周りではまだまだ投資=胡散臭い&危険という認識をもつ者が多い時代でした。

日本の個別株投資(22-23歳)微益

SBI証券に口座を開設したのはいいものの、一体全体どこの会社の株を買えばいいのだろうか?と思い悩んだ末に、自分の身近な会社の株を買うことにいたしました。

人生で初めて購入した株式は、以下の2社で合計でトレードの結果、数千円の利益を得ることができました。

 ここから、地獄の10年間が始まるとは、露知らずでした。

日経インデックスETF投資(24歳)微益

マツダ&ヤフーをきっかけとして、個別株のトレードを開始した小生でしたが、日経225は上昇するのに、自分の保有株は上昇しないということが多々発生し、個別株投資の難しさを痛感しておりました。

そこで、得意のヤフー検索をした結果、日経インデクス投資というものに出会いました。そして、チャート分析などを駆使し、少しずつ利益を重ねられるようになりました。

日経225ミニ先物(25-28歳)大損

インデックス投資で、月に2-3万程度の利益を得られていた小生でしたが、利益額の低さに不満を感じ始めました(元手200万程度で回していたので当然なんですが)。

そこで、またまた得意のヤフー検索をした結果、インデックス投資と同じ要領でトレードが可能かつレバレッジをかけられる、日経先物ラージ&ミニというものがあることを知りました。

翌週から早速200万円の元手で先物デビュー。結果、200万程度利益を得たのちに、350万程度失うという大惨事。

さらに、副産物として、仕事に集中できない・夜寝れない・寝てもチャートが気になって目覚める・人間関係がおろそかになるなど、たくさんのものをいただきました。

日経225オプション(28歳)微益

日経225先物取引にであり、毎日狂ったように取引をしていた4年間の最終年、オプション取引に出会いました。

怖いもの見たさで、少しだけ手を出した結果、トランプラリーの爆上げのおかげでやや利益を出すことができました。

FX(28-31歳)日経225先物の損失を取り返す

日経225先物で、心身&金銭ともに健全な状態を失った小生ですが、起死回生の一手を求めて、得意のヤフー検索をしておりました。

そして、ふとしたことから、かの有名な秒で億稼ぐ小太りなマレーシアに移住した人がFXで利益を出していることを知りました。

そこで、小生にもできるのでは?と考え、なけなしの50万円を原資として、海外FX口座を利用してレバレッジ888倍で(いわゆるフルレバ勝負)に挑みました。

結果、勝ち負けを繰り返しましたが、何とか日経先物で失った150万円のお金をとりもどすことができました。

が、

150万円のお金を手に入れる代わりに、QOLを大きく損ないました。FXは相場が24時間動いているので、当時の平均睡眠時間は3-4時間程度であり、常に疲れている状態でありました。当時の上司がどう思っていたかはわかりませんが、仕事中もうつろな目で過ごしていたと思います。

米国株投資(31歳-現在)順調に利益を積み上げる

FXでお金を取り返し、気分良くマレーシアの高級ホテルのプールでぷかぷかしていた小生ですが(パンデミック以前は年に2回以上の頻度で海外旅行へいっていました)、正直、投資に振り回される人生に辟易としていました。

約10年間、公私の時間を犠牲にして相場で獅子奮迅した結果、得られた利益がプラスマイナスゼロ。。これって、どうなんだろうって。小生の人生って何だったんだろうって。

そこで、また、得意のヤフー検索をした結果、かの有名な、財閥系企業に勤めながらシコシコ給料の8割を投資に回して30歳でFireを達成した方のブログにたどりつきました。

これが、小生の人生にとってのミラクルでした。

自分が求めていた生き方はこれだ、自分よりも1歳若いかつ給料も同程度のお方が達成している、これは自分にもできるのでは?と。

ここからは早かったです。手元にある300万程度を米国高配当株に投下し、当時乗っていた高級外車の売却金300万円程度を全額投下し、給料の6割程度を投下し、結果、現在は総資産を2000万円程度まで増やすことができました。

本当に失われた10年であったのか?

小生はよく、22歳から米国株投資に出会うまでの10年間が「失われた10年だったか」と考えることがあります。

米国株投資を始めたばかりの時は、もっと早く初めていれば良かった、そうであれば資金は今の10倍以上になっていたのではないか、なんて勿体ない時間を過ごしたのだ。と。

しかし、最近は考え方が変わっております。

あの10年があったからこそ、今があるのだと。あの10年苦しんだからこそ、コロナショックがあり保有資産が30%程度減少しても、動じずに保有&買い増しできたのだと。

株価は上下するものであり、時には暴落もある。

これは、相場の常識であります。

ですが、実際に暴落があった際にビビッて売却してしまうOR買い増しを躊躇してしまう人が多いと感じています。

小生の場合、10年間の相場経験により、株は下がれば上がるもの(Brexitギリシャショック、トランプラリーなど様々な悲惨な経験)と体が覚えており、コロナショックが起きたときに、これは絶好のチャンスだ!と思うことができました。そして、その結果、大きく資産を伸ばすことができました。

最近は小生はこのように思うのです、苦しかった10年は、今後40年間相場から利益を得続けるための準備期間であったのだと。

 

 

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